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ラグビーのポジションと役割背番号1〜15の仕事と向いている人

1〜8番がフォワード、9〜15番がバックス。背番号ごとの役割と求められる能力、どんな人が向いているかを、元ラガーマンの目線で一覧にしました。7人制との違いもあわせて解説します。

Text — LEO Updated — Read — 4分
ラグビーのポジションと役割|背番号1〜15の仕事と向いている人
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ラグビーの15人は、背番号でポジションが決まっています。1〜8番がフォワード、9〜15番がバックス。フォワードは体を張ってボールを奪い、バックスはそのボールを走ってトライにつなげる。この役割分担がわかると、試合の見え方が一気に変わります。背番号ごとの役割と、どんな人が向いているかを、元ラガーマンの目線でまとめました。

Pointまずはこれだけ

  • 1〜8番のフォワードは、スクラムやラインアウト、密集でボールを奪い合う
  • 9〜15番のバックスは、パスとランとキックで前に進み、トライを取りにいく
  • 9番と10番は攻撃の舵取り役。「ハーフ団」と呼ばれ、試合の流れを決める
  • 体の大きさだけでなく、足の速さ、判断力、キックの精度など、どんな体型にも居場所があるのがラグビーの魅力

FORWARDS 1–8 BACKS 9–15 1PR2HO3PR4LO5LO6FL7FL8No.89SH10SO11WTB12CTB13CTB14WTB15FB
攻撃のときの基本的な並び方。1〜8番がフォワード(緑)、9〜15番がバックス(赤)。試合の状況によって位置は大きく変わります。
Contents 目次
  1. フォワード(1〜8番):ボールを奪う8人
  2. 1番・3番 プロップ(PR)
  3. 2番 フッカー(HO)
  4. 4番・5番 ロック(LO)
  5. 6番・7番 フランカー(FL)
  6. 8番 ナンバーエイト(No.8)
  7. バックス(9〜15番):前へ運ぶ7人
  8. 9番 スクラムハーフ(SH)
  9. 10番 スタンドオフ(SO)
  10. 12番・13番 センター(CTB)
  11. 11番・14番 ウイング(WTB)
  12. 15番 フルバック(FB)
  13. 早見表:あなたに向いているのはどこ?
  14. 7人制(セブンズ)はどう違う?

フォワード(1〜8番):ボールを奪う8人

フォワードは、スクラムを組む8人です。ぶつかり合いの最前線でボールを確保し、バックスに届けるのが仕事です。

1番・3番 プロップ(PR)

スクラムの最前列の両端に入ります。相手と真正面から組み合い、スクラムを支える土台です。首と背中、脚の強さが求められ、スクラムで押し勝てばチームに反則をもらえることもあります。1番は左側(ルースヘッド)、3番は右側(タイトヘッド)で、特に3番は両側から押されるため、高い専門性が必要です。

2番 フッカー(HO)

スクラムの最前列の真ん中で、足でボールをかき出します。ラインアウトではボールを投げ入れる役(スローワー)も担当します。力強さと、狙った位置に投げる器用さの両方が必要なポジションです。

4番・5番 ロック(LO)

スクラムの2列目で、前の3人を後ろから押します。チームでいちばん背が高い選手が多く、ラインアウトではジャンパーとして空中でボールを取ります。

6番・7番 フランカー(FL)

スクラムの両サイドにつき、スクラムが終わった瞬間に真っ先に飛び出してタックルに行きます。倒れた相手からボールを奪う「ジャッカル」も得意技。運動量とタックルの強さ、ボールへの嗅覚が求められます。

8番 ナンバーエイト(No.8)

スクラムの最後尾で、足元に来たボールをコントロールします。そのままボールを持って突進することもあり、フォワードの中でも走力と突破力が求められるポジションです。

フォワードがボールを奪えなければ、バックスはボールに触ることさえできない。

バックス(9〜15番):前へ運ぶ7人

9番 スクラムハーフ(SH)

フォワードとバックスをつなぐ役です。スクラムやラックからボールを取り出し、素早いパスで展開します。試合中にいちばんボールに触るポジションで、正確なパスと判断の速さ、そして大声で指示を出す声の強さが必要です。

10番 スタンドオフ(SO)

攻撃の司令塔です。パスで回すか、自分で走るか、キックで陣地を取るかを一瞬で判断します。プレースキックを任されることも多く、チームの勝敗に直結するポジションです。フライハーフと呼ばれることもあります。

12番・13番 センター(CTB)

バックスの中央で、攻撃では相手のディフェンスラインを突破し、守備ではタックルで最前線を支えます。12番はパスやキックで10番を助ける役割、13番はスピードを生かして外のスペースを狙う役割を担うことが多いです。

11番・14番 ウイング(WTB)

グラウンドの両端に立つ、チームでいちばん足の速い選手たちです。最後にボールを受け取ってトライを決める「フィニッシャー」。スピードと、タッチライン際で相手をかわすステップが武器です。

15番 フルバック(FB)

いちばん後ろで守る最後の砦です。相手のキックをキャッチして蹴り返したり、そのまま走ってカウンター攻撃を仕掛けたりします。守備の要でありながら、攻撃では外から加わって数的優位を作る、万能型のポジションです。

早見表:あなたに向いているのはどこ?

背番号 ポジション 主な仕事 向いている人
1・3 プロップ スクラムの最前列を支える 体が大きく、押し合いが好き
2 フッカー スクラムでボールをかき出す、ラインアウトで投げる 力強さと器用さの両方がある
4・5 ロック スクラムで押す、ラインアウトで跳ぶ 背が高い、ジャンプ力がある
6・7 フランカー タックル、ボールを奪う 運動量が多く、タックルを恐れない
8 ナンバーエイト スクラム最後尾、突進 体が強く、走るのも得意
9 スクラムハーフ 密集からのパス、指示 小柄でも俊敏、声が出せる
10 スタンドオフ 攻撃の判断、キック 視野が広く、冷静に判断できる
12・13 センター 突破とディフェンスの要 当たりに強く、足もある
11・14 ウイング 最後にトライを取る とにかく足が速い
15 フルバック 最後の守り、カウンター キャッチとキックがうまく、判断が速い

7人制(セブンズ)はどう違う?

オリンピック競技にもなっている7人制ラグビー(セブンズ)は、同じ広さのグラウンドを7人で使います。フォワード3人、バックス4人が基本で、試合時間は前後半7分ずつと短く、スペースが広いぶん、スピードと1対1の強さがより重視されます。


ポジションがわかると、試合中に「今のは3番がよく耐えた」「9番の判断が速かった」と、ボールを持っていない選手の仕事まで見えてきます。気になるポジションがあれば、上の背番号から、そのポジションの記事をたどってみてください。

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Written by

LEOEditor-in-Chief

埼玉工業大学深谷高校(現・正智深谷)ラグビー部出身。WTB→CTB→FLと渡り歩き、在籍中のチームは花園2年連続ベスト4。いまはラグビージャージのデザイン制作(HERCULEGEAR)に携わりながら、ラグビーの面白さを書いています。

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