男子日本代表は2026年10月24日、東京・秩父宮ラグビー場で行われた日本ラグビーフットボール協会(JRFU)創立100周年記念試合「リポビタンDチャレンジカップ2026」でフィジー代表に28-34で敗れた。前半は21-21。後半14分に28-28と追いついたが、その後フィジーにペナルティゴール(PG)2本を決められた。JRFUの試合ページの記録による。
- 日本はフィジーに28-34で敗れた(前半21-21、後半7-13)。トライは両チーム4本ずつで、差はフィジーの後半2本のPG(6点)だった。
- 日本はワーナー・ディアンズが2トライ。松永拓朗はコンバージョン4本をすべて決めた。
- 10月22日発表時点でキャップ0だった木原三四郎、ルアン・ボタ、李智寿が途中出場し、初キャップを得た。
4トライずつ、勝負を分けたのは後半の6点
立ち上がりは日本。前半6分にSH齋藤直人がトライを挙げ、松永がゴールを加えた。フィジーはそこから10分間で2トライを返し、主導権を取り戻す。日本は22分にディアンズ、35分にマキシ ファウルアがトライを決め、そのたびに追いついて21-21で折り返した。
後半4分、フィジーはSHテリオ・タマニのトライと5分のゴールで再び7点リード。日本も13分にディアンズがこの日2本目のトライを奪い、14分のゴールで28-28とした。試合が動いたのは残り20分。後半14分に入ったベン・ヴォラヴォラが20分と29分にPGを決め、これが決勝点になった。29分以降は両チームとも得点がなかった。JRFUの記録では天候はくもり一時雨、レフリーはニカ・アマシュケリ氏(ジョージア協会)。
| 時間 | チーム | 選手 | 得点 | スコア(日本-フィジー) |
|---|---|---|---|---|
| 前半6分 | 日本 | 齋藤直人 | T | 5-0 |
| 前半7分 | 日本 | 松永拓朗 | G | 7-0 |
| 前半10分 | フィジー | キティオネ・サラワ | T | 7-5 |
| 前半10分 | フィジー | アイザヤ・アームストロング-ラヴラ | G | 7-7 |
| 前半15分 | フィジー | テヴィタ・イカニヴェレ | T | 7-12 |
| 前半16分 | フィジー | アイザヤ・アームストロング-ラヴラ | G | 7-14 |
| 前半22分 | 日本 | ワーナー・ディアンズ | T | 12-14 |
| 前半23分 | 日本 | 松永拓朗 | G | 14-14 |
| 前半25分 | フィジー | ツイドラキ・サムサムヴォドレ | T | 14-19 |
| 前半26分 | フィジー | アイザヤ・アームストロング-ラヴラ | G | 14-21 |
| 前半35分 | 日本 | マキシ ファウルア | T | 19-21 |
| 前半36分 | 日本 | 松永拓朗 | G | 21-21 |
| 後半4分 | フィジー | テリオ・タマニ | T | 21-26 |
| 後半5分 | フィジー | アイザヤ・アームストロング-ラヴラ | G | 21-28 |
| 後半13分 | 日本 | ワーナー・ディアンズ | T | 26-28 |
| 後半14分 | 日本 | 松永拓朗 | G | 28-28 |
| 後半20分 | フィジー | ベン・ヴォラヴォラ | PG | 28-31 |
| 後半29分 | フィジー | ベン・ヴォラヴォラ | PG | 28-34 |
日本は後半5分に大塚壮二郎、18分に木原、19分にマイケル・ストーバーグ、27〜28分に李、ボタ、エセイ・ハアンガナ、佐藤健次、藤原忍を投入した。
連勝はならず。それでも秋の5連戦は始まったばかりだ
JRFUのコラムによると、試合前のフィジー戦の通算成績は5勝17敗。連勝は1994年5月の1度だけだった。この試合で5勝18敗となり、2度目の連勝は持ち越しになった。一方のフィジーは、10月13日に就任が発表されたジェイク・ホワイトHCの初陣を白星で飾った。
自分がこの試合で一番うれしかったのは、追いかける展開でも日本が3度、同点に追いついたことだ。前半に2回、後半に1回。先に取られても取り返す。PNC決勝の20-15と合わせて、フィジーとは2試合続けて7点差以内の勝負になっている。
もうひとつは初キャップの3人。PR木原、LOボタ、BKの李が、ワールドカップまで1年を切ったこの時期に桜のジャージで最初の試合を経験した。JRFUのコラムは、エディー・ジョーンズHCが秋の5試合を「ワールドカップの予行演習」と位置づけていると伝えている。負けた試合から何を持ち帰るか。その答えは、次のカーディフで見えてくるはずだ。
次の予定
同じ秩父宮では、18時30分から女子日本代表がウェールズ代表と対戦する。男子は欧州へ移り、11月7日(土)にカーディフでウェールズ、14日にイングランド、21日にスコットランドと戦う。ツアー4戦目は11月27〜29日のいずれかに予定されている(JRFU)。
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出典:JRFU 試合ページ(日本代表 対 フィジー代表)/JRFU 試合登録メンバーのお知らせ(10月22日)/JRFU 男子日本代表コラム(10月20日)/Fiji Rugby Union(ジェイク・ホワイトHC就任)(いずれも2026年10月24日確認)