国際タッチ連盟(FIT)主催のタッチ(Touch、日本では「タッチラグビー」)の国際大会「Asia Pacific Seniors Touch Cup 2026」(APSTC2026)が10月10日、宇都宮市の栃木県総合運動公園で最終日の試合を終え、閉幕した。今回が第1回で、13か国・地域から52チームが出場した。日本は出場した6部門のうち、女子27・男子30・男子50・男子55の4部門で3位に入り銅メダル。男子35と男子45は4位だった。結果はFIT公式サイトの各部門ページによる。
- 日本は銅メダル4つ(女子27・男子30・男子50・男子55)、4位が2つ(男子35・男子45)で大会を終えた。
- 日本が戦った3位決定戦6試合のうち4試合が1点差。男子30(8-7)、男子50(7-6)、男子55(3-2)は競り勝ち、男子45は5-6で惜しくも届かなかった。
- 日本が出た6部門の金メダルは、オーストラリアが4部門(男子30・35・45・55)、ニュージーランドが2部門(女子27・男子50)。
銅4つ、4位2つ。最終日の日本は5勝5敗
部門別の最終成績は次のとおり。スコアは「日本-相手」の順で、タッチは1トライ=1点。チーム数は各部門の総当たり表による。
| 部門 | 出場チーム数 | 日本の最終順位 | 最終日(10月10日)の試合とスコア |
|---|---|---|---|
| 女子27 | 6 | 3位(銅) | 準決勝 2-6 オーストラリア/3位決定戦 8-1 米国 |
| 男子30 | 9 | 3位(銅) | 総当たり最終戦 6-3 南アフリカ/3位決定戦 8-7 南アフリカ |
| 男子35 | 4 | 4位 | 準決勝 1-13 オーストラリア/3位決定戦 4-9 イングランド |
| 男子45 | 5 | 4位 | 総当たり最終戦 0-4 ニュージーランド/3位決定戦 5-6 イングランド |
| 男子50 | 6 | 3位(銅) | 3位決定戦 7-6 イングランド |
| 男子55 | 4 | 3位(銅) | 3位決定戦 3-2 イングランド |
女子27は総当たり3位(3勝2敗)から、9日の予選決勝でシンガポールに8-0。10日の準決勝でオーストラリアに2-6で敗れたが、3位決定戦で米国に8-1と突き放した。男子50も総当たり3位(3勝2敗)から9日にマレーシアを11-1で下し、準決勝でニュージーランドに0-10。3位決定戦をイングランドに7-6で制した。
男子30は9チームの総当たりで6勝2敗の3位。最終日は南アフリカと2度当たり、総当たり最終戦を6-3、3位決定戦を8-7で連勝した。男子55は4チームの総当たりで3位(1勝4敗1分)、3位決定戦でイングランドに3-2。男子45は総当たり4位(3勝5敗)から3位決定戦でイングランドに5-6、男子35は総当たり4位(0勝6敗)から準決勝でオーストラリアに1-13、3位決定戦でイングランドに4-9だった。
日本が出場した6部門の決勝は、すべてオーストラリアとニュージーランドの対戦だった。
1点の重みが違う競技で、1点差を4つ
自分はタッチをプレーしたことがない15人制の人間だ。それでも1トライ=1点の競技で「1点差」が何を意味するかは分かる。最後の1本を取り切ったか、守り切ったか。3位決定戦の4試合は、まさにそこで決まった。
男子55は4チームの部門で、銅メダルの重みを大きく言うつもりはない。ただ、男子30は9チームの総当たりを6勝2敗で抜け、女子27と男子50は予選決勝から勝ち上がった。日本が出た6部門の決勝をオーストラリアとニュージーランドが占めるなかで、その次の位置に日本が何度も顔を出した。女子27から男子55まで、日本が出場した6部門のうち4つで表彰台に立った。この事実は、もっと知られていい。
次の予定
全試合のスコアと選手ごとのトライ数は、FITの大会ページと各部門ページで公開されている。日本が出場する次の国際大会は、FIT公式で日程を確認でき次第、ニュースで伝える。
大会初日の様子はAPSTC2026初日、日本の結果で、15人制のルールの基本はラグビーのルール初心者ガイドで読める。
出典:FIT「Asia Pacific Seniors Touch Cup 2026」大会ページ/各部門ページ 女子27・男子30・男子35・男子45・男子50・男子55(いずれも2026年10月10日確認)、FITニュース(2026年10月6日)、栃木県 報道発表