日本ラグビーフットボール協会(JRFU)は9月30日、男子ラグビーワールドカップ(W杯)2035の開催国選定に向けた詳細な申請書(立候補ファイル)をワールドラグビーに提出したと、10月6日に公式サイトで報告した。スペインと南米4か国も申請しており、開催国は2027年11月に決まる予定だ。
- 日本は9月30日に立候補ファイルを提出。9月25日に招致委員会の初会合、29日に国会ラグビークラブの議員による招致議員連盟の立ち上げが決まった。
- スペインは10月5日、申請書の提出を発表。同日、アルゼンチンなど南米4協会が共同で申請書類を提出したとも報じられた。
- ワールドラグビーの日程では、2027年5月に優先候補を絞り、2027年11月の理事会で開催国を正式に決める予定。
日本は「NO SIDE SPIRIT」を掲げて書類を出した
JRFUによると、招致は競技の枠を越えたオールジャパン体制で進め、互いをたたえ合う「NO SIDE SPIRIT」を掲げる。2019年大会に続く2度目の開催を目指す形だ。日本は1月に立候補を申請し、4月にはワールドラグビーの視察を受けている。
ワールドラグビーが2025年9月に示した選定方法では、単独開催も複数の国・地域による共催も認める。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年9月30日 | 日本、立候補ファイルを提出 |
| 2026年10月5日 | スペインが申請書の提出を発表/南米4か国の共同申請を報道 |
| 2026年後半〜2027年初め | 現地視察と実現性の評価 |
| 2027年5月 | 優先候補の特定 |
| 2027年11月 | 理事会で開催国を正式決定(予定) |
スペインラグビー連盟(RFER)は、政府やスペインオリンピック委員会、LALIGA、スペインサッカー連盟などの支援を受けて提出したと発表。南米はアルゼンチン(UAR)、ウルグアイ、チリ、ブラジルの4協会が共同で申請し、候補会場にリオデジャネイロのマラカナンも入るとAmericas Rugby Newsが報じた。ワールドラグビーは立候補国の一覧を公表しておらず、10月6日時点で各協会の発表・報道から確認できるのは、日本、スペイン、南米4か国だ。
日本のファンにとっての意味
男子W杯は2027年がオーストラリア、2031年がアメリカで開かれる。2035年が日本に決まれば、2019年から16年ぶりに自国の会場でW杯を見られることになる。
自分は高校でラグビーをやめたあと、競技から離れていた。そんななかで2015年W杯、日本代表が南アフリカに勝ち、ラグビーが一気に盛り上がった。スペインも南米も本気の書類を出していて、どこに決まっても競技にとって意味のある大会になると思う。それでも日本のファンとしては、やっぱり日本に来てほしい。
次の予定
次の節目は2026年後半〜2027年初めの現地視察と評価。2027年5月に優先候補、11月に正式決定と続く。その前に、まずはオーストラリア大会だ。日本代表の日程はW杯2027 日本のプールE日程、現地観戦を考えている人はオーストラリア観戦旅行ガイドにまとめている。
出典:JRFU 男子ラグビーワールドカップ2035開催国選定プロセス決定を受けて/World Rugby RWC2035開催国選定プロセス(2025年9月24日)/スペインラグビー連盟(RFER)/Americas Rugby News/Rugby World Cup 2033年までの開催地決定(2022年5月12日)(2026年10月6日確認)